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全理連『第7回理事会・新春の宴』 全国理容競技大会での第2部門にマネキン競技の追加が決定!

理事会の協議事項の中で全国大会第2部門の変更が提案された
 

 全理連(大森利夫理事長)は1月26日、東京・代々木の全理連ビル9階会議室において、『2016年度第7回理事会』を開催した。開会の辞を西本正男副理事長が述べた後、大森理事長が開会のあいさつ。続いて早速、本会へと進行した。  理事会本会では、まず報告事項が紹介された。そこでは①会議日誌について、②台風16号による被害状況報告について、③2017全理連ナショナルチームへの追加加入選手について、④2017パリ世界大会ジュニア部門の追加加入選手について、⑤厚生労働省課長通知「自動車を使用した理容所・美容所の取扱い」について、⑥理容師・美容師の養成のあり方について、⑦関係団体の各種会議についてなど、全部で9テーマについての詳細内容が報告された。  ①会議日誌についてでは、2016年度ここまで行なわれてきた理事会議題とその経過、それらすべてが了承、もしくは承認済みであることが再確認された。  ②台風16号による被害状況報告についてでは、宮崎県組合による状況説明と見舞金支給総額の報告が紹介された。それによると床上浸水が1戸、使用不能理容椅子が1台、支給総額が5万円だった。③と④の追加加入選手についてでは、ナショナルチームに仲山浩史選手(東京)と島本文子選手(広島)が、ジュニア部門には新出航也選手(東京)がそれぞれ追加加入したことが発表された。なお、両チームは今後、合同でトレーニングしていく予定となっている。  また⑥理容師・美容師の養成のあり方についてでは、「理容師又は美容師のいずれか一方の資格を持った者が他方の資格を取得しやすくする」こと、及び「国家試験及び養成施設の教育内容について、現場のニーズにより即した理容師・美容師を養成する」ことの2点について検討を行ない、結論を得たうえで所要の措置を講ずる必要があると結ばれている。なお、それらの詳細については全理連まで確認のこと。  報告事項につづいては協議事項が発表された。そこでは①平成29年度事業計画(案)について、②平成29年度収支予算(案)について、③平成29年度借入金最高限度額について、④理容文化遺産・教材としての砥石・日本剃刀の購入について、⑤第170回臨時総会・同評議員会の運営について、⑥平成29年度「全理連ヘアカウンセラー資格認定講習」の開催について、⑦標準営業約款(Sマーク)のPRについて、⑧世界大会における学生部門の廃止及びマスタースタイリスト部門の募集について、⑨「全理連ナショナルチーム育英支援の会」会則の改訂について、⑩第69回全国理容競技大会について、⑪2018年全理連ニューヘア設定委員会委員について、⑫トレンド研究室についてなど、全部で15項目17テーマが提案され議題となった。  この中の⑩第69回全国理容競技大会についてでは、第2部門にマネキン競技を追加することが明記されおり、会議ではその内容や意図についての質問が飛び交った。その提案によると、第2部門は従来はレディスカット・パーマスタイルの人間モデル種目だが、それに加えマネキン競技を新設するという。ただし表彰は人間モデル競技とマネキンモデル競技では別に行なわれる。またマネキン競技については人間モデルの欠員数とし、その出場資格者は人間モデルの欠員を出した組合の理容師のみとなっている。ただし補充が行なわれる場合はその限りではない、という。この措置についての詳細は全理連まで。  こうした協議事項の終了後、理事会は速やかに閉会。舞台は「新春の宴」の会場、ホテル・ニューオータニへと移った。

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