東京ヘアデザイナークラブ(THDC・鈴木盛之理事長)は4月17日、きゅりあん8F 大ホール・7F イベントホールにおいて、「2017 35th THDCコンクール」を開催。全14部門の競技に約320名の選手が出場し、熱戦を繰り広げた。
いよいよ5月には全国理容競技大会に向けた各地区での予選がスタートすることもあり、その方向性や現時点での実力を見定める上でも大きな意味を持つ1日となった。恒例の審査員によるアドバイス タイムでは自分の作品だけではなく、有力な選手のモデルを取り囲むようにステージは異様な空気に包まれた。
選手が減少した部門もあり、コンテストの在り方が問われている昨今だが、「物が溢れる時代だからこそ、説得力のある技術と付加価値を得る」をモットーに競い合う楽しさを十分に伝え、節目の35回からさらに歴史を重ねることが望まれる。