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美容十二章会、愛されレイヤースタイルと着付けを学ぶ。『第405回月例会』にて


美容十二章会『第405回月例会』

 美容十二章会(川田温子会長)は5月10日、東京・代々木の美容会館で『第405回月例会』を開催した。

 初めに尾崎一己講師が、年代に関係なく愛されるレイヤースタイルを披露した。これはアウトラインの重さを残し、トップを軽くしたロングのレイヤーという仕上がり。

 ボリューム感を落とすときは、最初からセニングをしてしまうとパサつきが出てしまい老けた印象になってしまうため、「ゾーンでハイレイヤーを入れて、パサつきを出さないのが大切」とアドバイス。バックを、動きを出すトップ、スタイルの重さを作るミドル、アウトラインを作るネープの3つに分けて、それぞれの役割ごとにゾーンカットを入れる。またサイドにもゾーンカットを施した。

 長さがあってもトップにボリューム感を出すことができ、また若い年代に人気のスタイリング方法も紹介するなど、どの年代にも対応できるスタイルだった。

 続く鈴木乃梨子講師は、まっさらな状態から帯結びまでの着付けを披露。“着付けは襦袢から”といわれるように、襦袢の襟付きをして襟をしっかり整えてあげると着崩れもしづらくなる。そして身体にピッタリ吸い付くようにするのがきれいに着付けるコツであるため、帯ではピタッとしても苦しくない結び方を紹介。

 他にも夏に補正する場合は汗を吸収する素材にする、ミスとミセスの襟合わせの違い、さらに着物自体の知識も数多く紹介すると、「七五三や成人式でお客さまが苦しい思いをすると、着物を着たくなくなってしまう。また着物を着たいと思ってもらえる着付けを心掛けましょう」と語った。

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