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千葉県理容組合・次世代研究グループ、研修会「おもてなしは心理学」を開催


 千葉県理容組合(増田稔理事長)次世代研究グループは6月5日、県理容会館で研修会を開催した。今回は国際理美容専門学校講師で心理カウンセラーの仲矢仁講師を招聘。「おもてなしは心理学」と題して行なわれた。

 仲矢講師は冒頭、「理美容の仕事は対人支援であり、他者を支援するためにはまず、自分自身が良い状態を保たねばならない」と話し、自分自身の心の拠り所としての安全基地『セキュアベース(発達心理学の概念)』の重要性について解説した。

 続けて「私たちは思い込みの世界に生きており、思い込みは自分の可能性にブレーキをかけてしまう」と説き、自己の成功体験、または他者の成功体験に自分を重ねること、あるいは肯定的な言葉かけや成功をイメージすること等で可能性を広げる『セルフ・エフィカシー(自己効力感)』を紹介した。

 さらに「人は行動の95%を無意識で行なっている。視覚、聴覚等の五感を意識化して鍛えることで行動が変わり、結果につながる」と話した。

 後半は良好なコミュニケーションの保ち方として『聴き方』と『伝え方』について解説。続けて相手との信頼関係を築くための『心の法則』を伝授すると、最後に「人は誰かの役に立っていると思えたとき、初めて幸福感を持てる。だからこそ、ありがとうという感謝の言葉は人の行動を支える力を持つ。ホスピタリティ(おもてなし)には使命感と行動指針が伴い、まず自分自身が満たされなければ相手を幸福にすることはできない」と語り終了となった。

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