東京都美容生活衛生同業組合（BA東京／金内光信理事長）は6月27日、東京・大田区の大田区総合体育館で『第59回ガラ・ド・ラ・コワフュール』を開催した。後援は外務省・東京都・大田区・（公財）東京都生活衛生営業指導センター。
前回に引き続き組合員以外が出場するフリースタイルカット競技に加え、海外選手が参加。またショーステージ（タカラベルモント（株）ルベル協賛）にはTBAネオフォースが華麗な出演。商品展示・体験ブースが設けられたほか、豪華景品が当たる抽選会も催された。
組合員以外でも参加できるBA東京カップ フリースタイルカット競技。テーマを『世界を魅了するJapanese Beauty』として、審査委員に星屋和秀IZA代表（愛知県）、松木宏紀D.C.T.代表（三重県）、鈴木光也Half moon代表（千葉県）、高木裕介U-REALM代表（東京）を招聘。
さらに初の試みとして、海外部門を設置（同部門ウイッグ競技）。中国、台湾、韓国から60名を超す選手が参加し、一般・学生選手とあわせて300名を超す出場とあって、大いに盛り上がりをみせた。
タカラベルモント（株）ルベルショーステージ。
出演はTBAネオフォース（里巴、山口貴大、德山進一、前東杏依）
金内理事長は大きな変化である海外ステージについて、「現地に足を運び話し合いのすえ、多くの選手と応援者を派遣していただいた。改めて、中国の皆さまを中心とした多くの方々に御礼を申し上げる」と述べる。
さらに今年は中国、台湾、韓国の出場であったが、来年はアジア各国からの参加を考えているそうで、「このガラ・ド・ラ・コワフュールが、アジアの美容の登竜門として育っていければと考えている。アジアが美容の交流を図り、それぞれのレベルを上げて、アジアが世界の美容のリーダーになっていければ」と続けた。
そして美容学生に向けては、「これから学校を卒業して業界に入ったとき、ガラ・ド・ラ・コワフュールを思い出し挑戦していただければありがたい」として、「この技術部門で東京は、もっと多くのスターを輩出していきたいと強い想いを持っている」と続ける。
最後に出場選手へ「今日まで育んできた勉強は今後の美容人生のチカラになることは間違いがない。勝っても負けても、驕らず挫けず、また次回もチャレンジをしていただきたい」と話した。
次いで吉井眞人 全日本美容業生活衛生同業組合連合会 理事長ほか、来賓者から祝辞が述べられると、結果発表に。全国大会出場種目の優勝者は、渡邊靖宏選手（サロンスタイリング“カット＆ブロー”）、大森 学選手（カット＆ブロー）、嶌田希美選手（クリエイティブ・ファッション）、岩本香織選手（中振袖着付）に決定した。
（左）BA東京カップフリースタイルカット（国内）優勝の島田圭佑選手とモデル
（右）サロンスタイリング“カット＆ブロー”優勝の渡邊靖宏選手とモデル
おもな結果は以下のとおり。
【BA東京カップフリースタイルカット（人体・国内）】
優勝：島田圭佑
準優勝：金子萌子
3位：芳賀重行
4位：中村 光
5位：澤入春樹
ジャーナル賞：川野幸希子
【サロンスタイリング“カット＆ブロー”】
優勝：渡邊靖宏
準優勝：増村知佐子
3位：北澤健吉
ジャーナル賞：宇佐美香苗
【カット＆ブロー】
優勝：大森 学
準優勝：内岩成浩
3位：市川敬子
ジャーナル賞：栗原史任、川俣利明
学生の部
優勝：柴田恵里（国際文化理容美容専門学校）
【クリエイティブ・ファッション】
優勝：嶌田希美
準優勝：服部佳奈
3位：武田悠司
ジャーナル賞：片野正毅
学生の部
優勝：坪井佑美（国際文化理容美容専門学校）
【まとめ髪】
優勝：小川 舞
準優勝：宇都宮彩美
3位：大西すみれ
ジャーナル賞：松野太郎
学生の部
優勝：山本鈴菜（国際文化理容美容専門学校）
準優勝：三野沙也加（資生堂美容技術専門学校）
第3位：京本絢要（国際文化理容美容専門学校）
【中振袖着付】
優勝：岩本香織
準優勝：森田小春
3位：大川京子
ジャーナル賞：渋谷初美、駒﨑知恵子
学生の部
優勝：長岡朋菜（国際文化理容美容専門学校）
準優勝：下吹越芽衣（山野美容芸術短期大学）
3位：髙橋麗菜（山野美容専門学校）
【留袖着付】
優勝：高橋麻実子
準優勝：益子幸江
3位：岡 綺茄
ジャーナル賞：安崎 舜
学生の部
優勝：高屋敷志穂（窪田理容美容専門学校）
準優勝：太田歩美（窪田理容美容専門学校）
第3位：土佐優奈（窪田理容美容専門学校）
【まつ毛エクステンション】
優勝：金谷空実
準優勝：阿川さやか
3位：水上祥小子
ジャーナル賞：菅 真理子
学生の部
優勝：明石 恵（鎌倉早見美容芸術専門学校）
【BA東京カップフリースタイルカット（ウイッグ・海外）】
優勝：賴躍章
準優勝：陳寶如
第3位：何繼濤
第4位：孫権
第5位：李敬坤