活力ある業界づくりを目指して
NBBA（全国理美容製造者協会・吉川秀隆会長）は6月22日、東京・港区の明治記念館で『平成29年度総会』ならびに『活動報告・ジャーナル発表会』を行なった。
冒頭吉川会長は、「イギリスのＥＵ離脱やテロが頻発するヨーロッパ、トランプ大統領就任以降のアメリカ、北朝鮮の脅威など世界は不安な状況が続いている。日本も人口減少に加え超高齢化と若年生産人口の急激な減少など不安材料は多々あるが、こうした厳しい状況の中でも付加価値の高い仕事により結果を出すサロンも多くある。NBBAは設立20年目を迎えるが、「稼ぐ理美容室が業界を救う」という考えのもと、活力ある業界づくりを目指し、メーカーの立場から業界の健全な発展に寄与するとともに、充実した活動を推進していきたい」と述べた。
引き続き各委員会から平成28年度の活動報告および平成29年度の事業計画についてそれぞれ報告されたが、調査委員会の活動報告の中で女性のサロン利用回数は、年間5.8回と前年対比0.2ポイントアップしたという。男性の（理容または美容）サロン利用率は81.5％となっており、未利用者は18.5％としている。
活動報告会終了後には懇親会も行なわれ、各会員会社とジャーナルとの情報交換、ならびに親睦の場へとつないだ。
（NBBA会員会社は、株式会社アリミノ、HFCプレステージジャパン合同会社ウエラプロフェッショナル、資生堂プロフェッショナル株式会社、タカラベルモント株式会社、中野製薬株式会社、日華化学株式会社／デミコスメティックス、日本ロレアル株式会社、株式会社ビューティーエクスペリエンス、株式会社ミルボン、リアル化学株式会社 以上10社）