一般社団法人日本エステティック協会(久米健市理事長)は6月30日、東京・千代田区のホテルグランドパレスで『第10回定時社員総会』を開催した。
冒頭、久米理事長は同協会の瀧川晃一最高顧問が、ネイル産業振興に尽力し「旭日小綬章」を受章したことにふれ、「嬉しいが、エステティック業界への多大な貢献で推薦できなかったことは残念であり、自分の力不足を反省している」と述べた。
議長に佐藤豊人副理事長を、副議長に倉橋知子理事を選任し、「2016年度事業報告」、「2016年度決算報告」、「監査報告」、第1号議案「計算書類等の承認」、第2号議案「会費金額変更の件」、第3号議案「再入会制度改定の件」、第4号議案「出産・育児休会制度拡大の件」、第5号議案「定款変更の承認」、「2017年度事業計画提案」、「2017年度予算提案」、第6号議案「2017年度事業計画及び予算承認の件」の6議案11項目が審議され、すべて原案どおり可決した。
2017年度事業のおもな計画では、今年度から「eラーニング」を導入し、教育内容を充実させて利便性を向上させる。「プロダクツ委員会」を新たに設置し、法人会員による協会活動のサポート・コーディネートと化粧品・機器などの知識・情報を個人会員や認定校へ提供し、教育の充実を図る、としている。
また、同協会が創立45周年を迎えたことから記念冊子を作成すると発表した。
休憩を挟んで、中央職業能力開発協会の高久訓一氏による講演会「会社・サロンとスタッフがともに成長するための仕組みづくり」〜“職業能力評価基準”のご紹介〜が行なわれた。