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横田富佐子総合美容文化会が『第239回例会』で技術と教養を学ぶ

 横田富佐子総合美容文化会は7月18日、東京・代々木のホーユースタジオで『第239回例会』を開催した。

 技術講座では、石渡智花講師(TRIBE hair+make-up代表、NHDKニューモード設定副委員長)が、『NHDK‘17春夏ニューモード“IO”(イオ)のカットテクニック』および『モード感のあるアップスタイル』というテーマで作品を展示した。

 サロン目線でのスタイル提案に、細部の似合わせコツを丁寧に説明。またアップスタイルではヘアメイク活動の経験を活かした無造作感の表現で、シンプルでメリハリのある洒落たアップスタイルを3点披露。1作品ごとにデッサン画で解説を加えたり、会場からの質問にも回答するなど、充実した内容となった。

 続く教養講座では、金山秋男講師(明治大学教授、明治大学死生学・基層文化研究所代表)が、『あの世の話』というテーマで講演。

 美容師は本来、外面のみならず内面の美も引き出すアーティストで、美的生活の演出家であると表現。そのためには美しい日本人の心を映した文化を深く味わい、これの心を磨くことが不可欠であると力説した。

 そして神や祖霊や物の怪と共生してきた日本人の魂を描く、文学・宗教・民族を通して、日本美の広さと深さを丁寧に解説。普段聞くことのない内容で、会場の受講者も熱心に聞き入っていた。

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