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日本エステティック研究財団『第11回エステティック学術会議』


 公益財団法人日本エステティック研究財団[関東裕美理事長(東邦大学医療センター大森病院皮膚科臨床教授)]は『第11回エステティック学術会議』[𠮷井眞人会頭(同財団常務理事、全美連理事長)]を9月5日、東京・六本木のハリウッドプラザ ハリウッドホールで開催した。後援:厚生労働省。

 テーマは「サロンでエステ・ネイル・メイクを売るための従事者に求められる技術力と人間力〜健康美容産業の発展を目指して〜」で、エステティシャン、理美容師、学生など約280名が参加した。

 冒頭、𠮷井会頭は「高齢化社会が進み、健康寿命を伸ばすことが重要となってくる。今回のプログラムがその手助けになれば、と思っている」とあいさつ。

 基調講演(活動報告)は原恒子講師[全美連副理事長]が「エステ、ネイル、メイク、美容マーケットの拡大を実現する(SBS)」 のタイトルで行なった。新たな顧客づくりとしてトータルビューティ化が求められており、多様化する美容メニュー技術の指標として発足した「全美連評価認定制度」のメリットを訴えた。

 特別講演は桜川るい子講師[SBS接遇・マナー特別指導講師]による接客のコミュニケーション能力について、顧客との会話術(聞き方・伝え方)提案、それらを向上させるトレーニングを行なった。

 芝山みよか記念教育講演「手荒れの原因と予防」では関東裕美理事長が、理美容師・エステティシャンの手荒れ症例を紹介。「予防には、手洗いの徹底と肌の保湿が大事で、お客さまを守るためにも必要」と述べた。

 パネルディスカッションも行なわれ、「美容室で売れるエステ、ネイル、メイク ~サロン現場での努力と工夫事例~」と題して、パネリストに小林麻由さん[SBSエステ指導講師(レディーM美容室)]、田島有里さん[SBSエステ指導講師(ジパングエステルーム)]、根本てる子[SBSネイル指導講師(美容室elfe)]が実体験を交えながらディスカッション。櫻川るい子さんがコーディネーターを務めた。

 最後に行われた研究成果発表では、同財団と日本エステティック協会が共同で研究した「エステティシャンの腰痛予防対策」について、般般社団法人日本エステティック協会の久米健市一理事長が成果を発表した。

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