東京都美容生活衛生同業組合(BA東京/金内光信理事長)は9月27日、東京・代々木の美容会館で『第7回理事会』を開催した。
冒頭、同組顧問でもある丸川珠代参議院議員があいさつ。そして理事63名中、出席者57名で理事会が成立する旨が述べられると、さっそく議事に移った。
そこではまず報告事項として、11項目が述べられた。課題となっている組合員加入促進については、『生活衛生同業組合活動推進月間について』『第2回組合加入体験キャンペーンの実施について』といった事業、美容師不足については『団体課題別人材力支援事業について』が紹介された。
またガラ・ド・ラ・コワフュールについては、本年6月に行なわれた『第59回収支決算』、さらに次回の『第60回の準備状況について』が報告された。なお第60回は平成30年の6月下旬から7月上旬を予定しており、競技は8種目で非組合員が参加できるBA東京カップや海外選手の参加(外務省後援も認定)も引き続き行なわれるとのこと。
その他、『組合創立60周年記念事業の準備状況について』『平成29年度お客様感謝祭の実施について』、さらに『フォトウェディング等におけるヘアメイクサービスに係る美容師法の取扱いについて』(詳細は別掲)が報告された。これはグレーゾーン解消制度にについて経済産業省が回答したもので、端的にいえば挙式をせずに記念写真を撮るフォトウェディングや、2週間程度前のリハーサルメイクでは出張美容は不可となるという。
引き続いて付議事項では、第1号議案 役員・総代等選挙管理委員会の委員の選任について、第2号議案 東京都福祉美容サービスセンター運営規則の一部変更の件について、第3号議案 組合本部直轄組合員制度導入についてが、すべて挙手多数で可決された。
この中の第3号議案。諸事情で支部に所属できない場合は組合加入も躊躇する、といったこともあり、柔軟性ある加入方法として全国的に直轄組合員制度が導入されている。そこで東京都にあった形で落とし込むため加入要件案が報告され、継続審議という形で進められることになった。