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藝美会「創立90周年記念式典」 「第64回全国理容学術会議」開催


全日本藝美会総本部(西浦騎鶴会長)は、9月25日神戸メリケンパークオリエンタルホテルに於いて「全日本藝美会 創立90周年記念式典」ならびに「第64回全国理容学術会議 神戸“べっぴんさん”学会」を開催した。

学会では、岡崎忠彦氏(株式会社ファミリア社長)の“クリエイティブ経営”をテーマにした基調講演、荻原奈々氏(全理連中央講師)による“テーマ 前に進む勇気の法則”、小伏脇 奈都子氏(全日本藝美会本部講師)による“テーマ 女性の輝き時代を目指して”の講演が行なわれた。

学会終了後、会場を変え行なわれた、創立90周年記念式典では、西浦会長より「藝美会90年。会員一人ひとりが作り上げてきた歴史を振り返ってみたい。そして皆さんと共に藝美会はこういう形で今日まて来たことも合わせて知って頂きたい」との言葉に続け、昭和2年『理容は芸術であり、美術である』との理念を掲げて結成した当時の画像を使いながら90年の歴史を紹介した。

最後に「殆どの人はプロフェッショナルで髪を刈るという習慣、伝統というものを持っている。プロフェッショナルは江戸時代の髪結い。男性は髪結いに行き、女性は女髪結いに行なった。そして断髪令があった後も、男性は理容店、理髪店のそういう所のプロフェッショナルでずっと髪を切り続けている。これから先もきっと流れは日本人の習性として、“髪を刈るのはプロフェッショナル”、これが続いていく」との言葉に続けて「私は好奇心と探求心が続く限り尽きない限り、藝美会を続けていきたい。

藝美会100周年、その思いを貫きたい。あと10年頑張っていく」と100周年、そして更なる未来に向けて力強い言葉で挨拶を締めくくった。

続いて、伊藤正史日技会会長、高部敏彦日本理容技術協会会長・全理連中央名誉講師より、歴史、思いでを振り返りながら祝辞が述べられた。

続けて、篠崎MARO史紀NHK交響楽団第1コンサートマスターのヴァイオリンと山本佳澄氏のピアノによる記念演奏の後、90周年を祝い、また学会終了を労う懇親パーティへと移った。


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