DHK協同組合(能登谷博樹組合長)は、9月20日、理美容教育出版・柳田照穂社長を講師に招き「これからのサロン業界」をテーマに講演会を行なった。
柳田講師は「仕事を続けるうえで重要なことは、まず“健康”であること。業界人は夜型が多く、これを朝型変えることにより健康維持、生活習慣、就労意欲、営業パターンも変わり、健康で良い仕事ができるはず」と脳のメカニズムを交えて健康を伝えた。
本題では、日本の人口は今後も減り続け、対象顧客も減少の一途。こうした背景を踏まえ、顧客が店を選ぶ時代から店が顧客を選び、上質なサービスを提供して客単価を上げ、利益を出すことが重要。業態的にも健康志向型サロン、コミュニケーション重視サロン、サロン内サロン型経営業態に加え、時間配分型メニューや多様化メニューの採用で顧客のこころをどう掴むかを志向すべき」と述べ講演を締め括った。