NPO法人日本ヘアカラー協会(JHCA/野村慎二委員長)は『JHCA☆Super Presentation 2017 Fall』を10月9〜10日の2日間、コレクションとセミナーを開催した。同協会では、“自分だけのヘアカラー”という高付加価値こそ、お客さまのニーズに対応できるプロのテクニックであるとして、ハイライトを使用したヘアカラーを提案している。
10日は東京・代々木の山野美容専門学校で、すべてハイライトに特化した「ハイライトマジックセミナー」を開いた。野村委員長は「誰もが納得でき、まねをしたくなるリアルなテクニックを思う存分吸収して、明日からのサロンワークに是非、活用を。そして、女性が美しく輝けるきっかけを提供してほしい」と放送で各クラスに向けて開会のあいさつを行ない、セミナーはスタート。
Imaiiによるクラスルームでは、カラリストの大倉貴志さん、戸田真未さん、尾崎敦子さん、高橋拓也さんの4名が、個性を共有しながらそれぞれ違うコンセプトでチャレンジし進化させたハイライトワークスを披露した。同じくカラリストの大澤正行さんは江波戸大介さんとの対談で「ヘアカラーの価値を感じ続けてもらうためのヒントは、古いものを壊し新しいものをつくることで生まれてくると思う。自分の殻を打ち破るエネルギーは、より幅の広い表現をするために大切なこと」と述べた。
また、前日の9日には「ハイライトマジックコレクション」が東京・渋谷のベルサール渋谷ファーストで行なわれ、同協会トップの18サロンがハイライト技術の競演を繰り広げた。