通信=新潟支局:佐藤史郎
10月23日(月)、平成29年度第6回DHK新潟支局(小林裕支局長)クリエーターコースの講習が開催された。 この景気の中、売上を着実に伸ばしている「女性用ウイッグ『フォンテーヌ』を学ぶ」とのテーマのもと、株式会社アデランス営業部より社員の方に来て頂き、同商品を使ったウイッグビジネスの展開などを含む講習が行なわれた。
まず少子高齢化の中、50歳以上の女性の約半数がウイッグに関心を持っていると思われると解説。データでは、ウイッグ利用者の約8割が専門店や百貨店で購入していて、サロン利用者は約1割しかいないのが現状と紹介された。
ただアンケートの結果では購入後の不安などから、サロンで購入したいと思っている方が60%以上いるとわかっており、サロンとしてはこれを期に『フォンテーヌ』などカツラの理解を深め、積極的にお客さまの相談に乗るなど、悩みを解消できれば新しいビジネスチャンスになるはずと説明があった。
今回アデランスと地元ディーラーのご厚意とご協力により数十個のサンプルが用意されており、カタログではわからない大きさや質感、実際に装着したときの位置やフィット感など、体験しないとわからない事柄をいろいろなサンプルで試すことができた。
またその他商品の特徴や種類、選び方やフィッティングのやり方、カット方法、普段の手入れの仕方、使い込まれてヘタったウィッグをセットで復活させる方法などのレクチャーもあった。今までよくわからなかった部分もクリアになり、安心してお客さまに勧めることができ、お店の売り上げアップに繋がる、実践的な講習となっていた。